icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻1号

1982年01月発行

文献概要

今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例 主題症例

広基性で丈の高いことから深達度smと推定できたⅠ型早期胃癌の1例

著者: 大串秀明1 岩下明徳2

所属機関: 1九州大学医学部第2内科 2九州大学医学部第2病理

ページ範囲:P.53 - P.56

文献購入ページに移動
 隆起型胃癌の深達度診断は,主としてその大きさならびに起始部の性状によって判定されている.すなわち,大きさが増大するに従い,または隆起起始部の形状が有茎→亜有茎→広基となるに従って深達度が深くなるとされている1)~5).また隆起表面の凹凸が著明なもの,表面に白苔を有するものは,深達度が深いとされている4)5)

 本稿では,典型的な深達度smのⅠ型早期胃癌の1例を呈示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?