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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻1号

1982年01月発行

今月の主題 sm胃癌の問題点(1)―隆起型症例

主題症例

広基性であることからsm浸潤が否定できなかったⅠ型早期胃癌の1例

著者: 大串秀明1 岩下明徳2

所属機関: 1九州大学医学部第2内科 2九州大学医学部第2病理

ページ範囲:P.77 - P.80

文献概要

 隆起型胃癌の深達度診断の根拠は,大きさ,表面の性状と共に,起始部の性状,すなわち有茎性か広基性かということにある.一般に広基性のものは深達度が深いとされている1)2).しかし,明確な基準がないため,深達度の判定が困難な症例も少なくないのが現状である.

 本稿では,広基性でありながら深達度mであったⅠ型早期癌を呈示する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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