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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻10号

1982年10月発行

文献概要

症例

微小癌巣を伴った胃の巨大隆起性異型上皮の1例

著者: 勝見康平1 伊藤誠1 横山善文1 岸本高比古1 犬飼政美1 友松武1 安江直二1 武内俊彦1 柴田偉雄2 中村隆昭2 高橋英城3

所属機関: 1名古屋市立大学第1内科 2名古屋市立中央検査部病理 3高橋病院

ページ範囲:P.1137 - P.1143

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 胃の良悪性境界領域にある隆起性病変はIII型ポリープ2),隆起性異型上皮4),IIa-subtype5)などと呼ばれているが,これらの病変の多くは2cm以下の比較的小さいものであり,癌化することはまれとされている.われわれは今回,X線上6.5×3.0cmの巨大な胃の隆起性異型上皮の中に微小癌病巣を伴う1症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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