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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻11号

1982年11月発行

今月の主題 ERCP―10年を経て―(2)技術の進歩と展開

研究

Microtransducerによる内視鏡的胆・膵管内圧測定と乳頭括約筋機能検査

著者: 田中雅夫1 池田靖洋1 吉本英夫1 伊藤英明1

所属機関: 1九州大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1251 - P.1256

文献概要

 最近の内視鏡技術の進歩は目覚ましく,なかでも,内視鏡的逆行性胆・膵管造影法(ERCP)およびこれに関連した諸技術の発達は,胆道・膵疾患の診断,治療の両面に著しい進展をもたらした.ERCPの手技を応用した胆管・膵管の内圧測定もその1つであり,十二指腸乳頭括約筋をめぐる生理学的研究の分野で,非手術的な検索を可能にした点は画期的な進歩と言えよう.本稿ではmicrotransducer catheterを用いた内視鏡的胆・膵管内圧測定法の方法と成績を報告し,その臨床的意義について考察する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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