文献詳細
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文献概要
Natural History of Occult Right Colon Cancer:HK Wright, EF Higgins Jr (Am J Surg 143:169~170, 1982)
無症状で診断,治療される大腸癌は高い治癒率を示す.少なくともハイリスクの無症状患者をスクリーニングすることは現在5年生存率が40%にすぎない大腸癌の生存率を改善するかもしれない.最も有望なコストに見合う大腸癌のスクリーニング法は鉄欠乏性貧血あるいは,便潜血陽性のいずれか,あるいは両方を示す患者を検査することである.しかしながら,これらの方法で無症状の大腸癌が診断されるほどになるにはどのくらいの進展をしているか,更に発見しうる無症状の期間はどのくらい続くものかについては,ほとんど知られていない.
無症状で診断,治療される大腸癌は高い治癒率を示す.少なくともハイリスクの無症状患者をスクリーニングすることは現在5年生存率が40%にすぎない大腸癌の生存率を改善するかもしれない.最も有望なコストに見合う大腸癌のスクリーニング法は鉄欠乏性貧血あるいは,便潜血陽性のいずれか,あるいは両方を示す患者を検査することである.しかしながら,これらの方法で無症状の大腸癌が診断されるほどになるにはどのくらいの進展をしているか,更に発見しうる無症状の期間はどのくらい続くものかについては,ほとんど知られていない.
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