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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻12号

1982年12月発行

今月の主題 残胃の癌

主題

残胃の癌のX線診断と内視鏡診断

著者: 山田達哉1 吉田茂昭2 鈴木雅雄1 小沼千秋2 小黒八七郎2 廣田映五3

所属機関: 1国立がんセンター放射線診断部 2国立がんセンター内科 3国立がんセンター病理

ページ範囲:P.1303 - P.1312

文献概要

 胃には,口に噴門が,出口に幽門があり,それぞれの括約機構の働きによって,胃内容物の食道への逆流を防ぐと共に,小腸への排出を適当に調節している.

 胃のX線診断では,造影剤を使用し,また空気(発泡剤使用時は炭酸ガス)を送入して胃を適度に膨らませて二重造影像を撮影する.内視鏡診断では,胃内に空気を送入して胃粘膜の観察を容易にすると共に写真撮影を行う.このようなことが比較的容易に実施できるのは,噴門および幽門の働きがあるからである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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