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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻12号

1982年12月発行

今月の主題 残胃の癌

主題症例

早期胃癌切除後19年目に残胃の吻合部近傍に発見されたⅡc型早期癌の1例

著者: 古賀正広1 馬場保昌1 二宮健1 大崎康世1 久原敏夫1 武本憲重1 大城宏之1 竹腰隆男1 丸山雅一1 斉藤達雄1 太田博俊2 大橋一郎2 高木国夫2 加藤洋3

所属機関: 1癌研究会付属病院内科 2癌研究会付属病院外科 3癌研究会付属病院病理

ページ範囲:P.1341 - P.1348

文献概要

 胃切除後の残胃にも,初回手術病変の良・悪性とは無関係に癌が発見される場合がある.近年における胃X線および内視鏡検査は著しく進歩してきてはいるが,残胃に発見された癌の多くは進行癌で,早期癌で発見される頻度は極めて少ない.われわれはⅡcで切除された残胃(19年後)の吻合部の近傍に存在したⅡc型早期胃癌例を経験したので,他の残胃の早期癌(自験例)と合わせて若干の考察を行い報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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