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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻12号

1982年12月発行

研究

クローン病における胃・十二指腸の微小病変

著者: 牛尾恭輔1 志真泰雄1 石川勉1 鈴木雅雄1 村松幸男1 高安賢一1 森山紀之1 松江寛人1 笹川道三1 山田達哉1 土方淳2 田尻久雄2 山口肇2 吉田茂昭2 吉森正喜2 小黒八七郎2 岡田俊雄3 板橋正幸3 廣田映五3 市川平三郎4

所属機関: 1国立がんセンター放射線診断部 2国立がんセンター内科 3国立がんセンター病理 4国立がんセンター

ページ範囲:P.1379 - P.1390

文献概要

 本邦でもクローン病に関する研究報告が増加している.しかし,小腸や大腸病変についての報告がほとんどであり,クローン病の上部消化管病変,特に胃・十二指腸の微細,微小病変についての報告は皆無に近い.われわれはクローン病の確診

例5例と疑診例3例について,胃・十二指腸を精査した結果,確診例の4例に上部消化管に微小な病変を認め,組織学的にも非乾酪性肉芽腫および肉芽腫様病変を証明しえたので,若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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