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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻2号

1982年02月発行

今月の主題 sm胃癌の問題点(2)―陥凹型症例

主題症例

術前深達度診断mとしたⅡc型sm胃癌の1例

著者: 池口祥一1 谷恒明1 武藤邦彦1 横田勝正1 信田重光1

所属機関: 1獨協医科大学第1外科

ページ範囲:P.137 - P.140

文献概要

 最近早期胃癌に対する手術の合理化が話題として取り上げられており,術前あるいは術中における深達度の判定は,リンパ節廓清範囲,程度に影響を及ぼし,手術法決定の指標となりうる問題である.

 現在までに深達度診断に関する種々の報告がみられ,ある程度の術前診断は可能であり,ある程度予後を予想しうるものである.しかし非常に判定の難しい症例も数多くあり,われわれも術前にmと診断し,術後組織診にて2ヵ所にsm浸潤をみた症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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