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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻2号

1982年02月発行

文献概要

今月の主題 sm胃癌の問題点(2)―陥凹型症例 主題症例

深達度smの印環細胞癌の1例

著者: 村田誠1 竹内憲1 原田元1 宮崎誠司1 平田牧三1 河原清博1 飯田洋三1 岡崎幸紀1 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学医学部第1内科

ページ範囲:P.179 - P.184

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 今日,胃癌の診断を行う場合,質的診断はもとより量的診断,すなわち浸潤範囲と深達度とを正確に診断することが当然のこととして要求されている.特に深達度は予後を左右する最も重要な因子であり,その的確な判定が求められる.

 ここに報告する症例は,一般に深達度診断の難しい未分化型癌の1つである印環細胞癌の症例で,X線および内視鏡検査における深達度診断を中心に述べる.なお,ここでは未分化型癌という言葉は未分化癌と印環細胞癌の2つを指すものとする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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