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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻2号

1982年02月発行

症例

胃海綿状血管腫の1例―殊にその切除胃血管造影所見

著者: 弘野正司1 多幾山渉1 種村一磨1 新本稔1 服部孝雄1 伊藤千賀子2

所属機関: 1広島大学原爆放射能医学研究所外科 2広島原爆被爆者健康管理所

ページ範囲:P.223 - P.228

文献概要

 胃の血管系腫瘍はまれとされ,本邦でもその報告は少数散見されるのみである1)~6).これら腫瘍の術前の血管造影所見を報告した例は少数認められる4)7)8)が,術後切除胃において血管造影を施行した症例はまだ見当たらない.

 今回,われわれは術前内視鏡検査にて胃血管腫と診断され術後の組織診断にて海綿状血管腫と診断された1症例について,胃切除後血管内に造影剤を注入し腫瘍の血行動態を検討し若干の興味ある知見を得たので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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