文献詳細
症例
Double pylorusの1例
著者: 橋本大定1 渡辺孝雄2 岡本尚2 密山計三2 森純伸3
所属機関: 1浜松医科大学第1外科 2小川赤十字病院外科 3小川赤十字病院内科
ページ範囲:P.229 - P.234
文献概要
1969年Smith and Tuttle1)によって初めて報告されて以来,今日までに60例の報告をみるが,その成因については,これをcongenital pyloric duplicationの1つの形態であるとする意見1)~11)と,pyloroduodenal peptic ulcerによって後天的に形成されたものだとする意見12)~31)とがある.
掲載誌情報