icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻3号

1982年03月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

胃生検で診断しえた表層拡大型胃悪性リンパ腫の1例

著者: 中野貞生1 山崎雅彦1 横田広子1 下田忠和2

所属機関: 1中野胃腸科病院 2東京慈恵会医科大学病理

ページ範囲:P.317 - P.332

文献概要

 胃原発悪性リンパ腫,なかでも表層拡大型胃悪性リンパ腫と,いわゆるreactive lymphoreticular hyperplasia(以下RLHと略す)との胃X線および内視鏡による鑑別診断は種々試みられているが,いまだ困難である.われわれは4カ月の経過観察中に多発する潰瘍やびらんが治癒傾向を示したが,2回にわたる生検により確診しえた表層拡大型胃悪性リンパ腫の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら