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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻3号

1982年03月発行

今月の主題 症例・研究特集

症例

回盲部単純性潰瘍の1例

著者: 伊藤誠1 横山善文1 犬飼政美1 勝見康平1 岸本高比古1 友松武1 安江直二1 矢崎裕1 武内俊彦1 古田吉行2 中村隆昭3 野口良樹4

所属機関: 1名古屋市立大学医学部第1内科 2名古屋市立大学医学部第2外科 3名古屋市立大学医学部中央臨床検査部病理 4岐阜県立多治見病院消化器内科

ページ範囲:P.323 - P.329

文献概要

 われわれは回盲部単純性潰瘍の典型例と思われる1例を経験したので報告する.

症例

 患 者:39歳,男.

 主 訴:右下腹部痛.

 家族歴:特記すべきことなし.

 既往歴:1968年(27歳)ごろより口内アフタを繰り返す.

 現病歴:1978年(37歳)ごろより右下腹部痛があったが放置していたところ,1980年6月初旬右下腹部痛が増強し,黒色便に気付いたため近医を受診し,大腸X線検査にて回盲部の異常を指摘された.1980年6月21日精査のため当科に入院した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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