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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻4号

1982年04月発行

文献概要

症例

Freep perforationを来した大腸クローン病の1例

著者: 中泉治雄1 山崎信1 小西二三男2

所属機関: 1福井県立病院外科 2金沢医科大学病理

ページ範囲:P.441 - P.446

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 慢性に経過するクローン病がfissuring ulcerを伴い,ときには腸管外に瘻孔を形成することはよく知られているが,腹腔内にfree perforationを来すことは比較的少ない.特に大腸クローン病では非常にまれとされている.

 われわれは炎症性大腸疾患として投薬治療開始1年2カ月後に,free perforationを来した大腸クローン病の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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