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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻4号

1982年04月発行

文献概要

症例

蛋白漏出症を伴った直腸腺腫の1例

著者: 中田一郎1 栗田武彰1 町田純一郎1 村上哲之1 今充1 小野慶一1 相沢中2 棟方昭博2

所属機関: 1弘前大学医学部第2外科 2弘前大学医学部第1内科

ページ範囲:P.447 - P.451

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 大腸ポリープに関するMorson1),武藤2)らの組織学的分類は,その診断および治療の際に極めて有用で,現在広く採用されている.しかしながら,この分類のいかなる範疇にも該当しない症例がまれに存在するようである.われわれは,直腸炎罹患後約6年を経過して発見され,著明な低蛋白血症を伴い,巨大でしかも興味深い組織像を呈した直腸腺腫の1例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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