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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻4号

1982年04月発行

文献概要

Coffee Break

飲酒者の血中トリプシン

著者:

所属機関:

ページ範囲:P.458 - P.458

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 Temlerらによって開発された血中トリプシン様免疫活性を測定する方法が現在膵炎診断に広く用いられるようになってきた.

 Adrianらによれば,慢性膵炎で脂肪性下痢を伴う患者の空腹時血中トリプシン値は極端に低値を示し,脂肪性下痢を伴わない慢性膵炎患者では正常値を示すという.そこで,食餌負荷を行うとどうだろうと気になるが,AdrianらやLake-Bakaarらによれば,余り有意の結果が得られないということである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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