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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻5号

1982年05月発行

今月の主題 sm胃癌の問題点(3)―臨床と病理

主題症例 診断の難しかった症例

潰瘍瘢痕部のみに深部浸潤したⅡc類似進行胃癌の1例

著者: 中沢三郎1 川口新平1 鈴木洋介1 芳野純治1 市川朝洋1 松井俊治1 小沢洋1 岩田雅人1 岡田正典1

所属機関: 1名古屋大学医学部第2内科

ページ範囲:P.533 - P.538

文献概要

 陥凹性胃癌の深達度診断は以前より多数の報告があり,ほぼ研究され尽した感がある.しかしながら現在の診断基準でも,まだ正確な深達度診断の不可能な症例もあり,まだまだ検討の余地を残していると思われる.今回われわれは,陥凹性病変で術前の胃X線・内視鏡像にて早期胃癌を強く疑ったが,組織学的に深達度seの症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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