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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻5号

1982年05月発行

文献概要

今月の主題 sm胃癌の問題点(3)―臨床と病理 主題症例 診断の難しかった症例

術前の深達度診断が困難であったⅡc+Ⅲ型早期胃癌の1例

著者: 横山靖1 西元寺克礼1 岡部治弥1 大井田正人2 中英男2

所属機関: 1北里大学医学部内科 2北里大学医学部病理

ページ範囲:P.551 - P.554

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 陥凹型胃癌の深達度診断については,肉眼像のみならず,X線・内視鏡的に多くの研究がなされ,ある程度的確な術前診断が行えるようになってきている.今回,われわれは術前に粘膜下層(sm)まで浸潤したⅡc+Ⅲ型早期胃癌と考えたが,術後の病理組織学的検索により,粘膜内(m)に限局し発育した早期癌であった1例を経験した.本症例の診断学的問題点について若干の文献的考察を加え報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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