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文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻6号

1982年06月発行

文献概要

今月の主題 胆道系疾患の臨床(3)―早期胆道癌の診断を目指して 主題症例

広汎な粘膜浸潤を伴った多発性乳頭型胆囊癌の1例

著者: 竹島徹1 中野雅行2 岡村隆夫1 中原朗3 崎田隆夫3 岩崎洋治1

所属機関: 1筑波大学臨床医学系外科 2筑波大学基礎医学系病理 3筑波大学臨床医学系内科

ページ範囲:P.641 - P.645

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 胆囊癌は最近の胆道X線検査法,超音波検査法の進歩により術前に診断される症例が増加しつつある.しかしながら,その多くは切除不能症例で予後も極めて悪い.胆囊癌の早期診断と適切な治療法の確立が急がれるところである.われわれは胆囊のほぼ全域に浸潤が認められ,早期癌に関し,示唆に富んだ症例を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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