文献詳細
文献概要
今月の主題 胃・十二指腸潰瘍の病態生理 序説
胃・十二指腸潰瘍の病態生理
著者: 川井啓市
所属機関:
ページ範囲:P.719 - P.719
文献購入ページに移動 本号の主題である“胃・十二指腸潰瘍の病態生理”は消化器病の領域のなかでは,周知のように最も古いテーマの1つでありながら,それでもいつも何か新しさを持つ主題である.
それだけ病因は複雑であることを意味しているし,同じ消化性潰瘍といっても病期,再発などそのnatural historyに関係する要因は異なった重さで関係していることにもなろう.したがって日常の臨床での重要性と共に,毎年,幾つかのかつ何らかの新しい知見が加えられることが,毎年の学会のテーマに取り上げられている理由であると思われる.
それだけ病因は複雑であることを意味しているし,同じ消化性潰瘍といっても病期,再発などそのnatural historyに関係する要因は異なった重さで関係していることにもなろう.したがって日常の臨床での重要性と共に,毎年,幾つかのかつ何らかの新しい知見が加えられることが,毎年の学会のテーマに取り上げられている理由であると思われる.
掲載誌情報