文献詳細
文献概要
症例
噴門部胃悪性リンパ腫の1例
著者: 伊東正一郎1 望月福治1 池田卓1 松本恭一1 藤田直孝1 小野康夫1 金子靖征2 林哲明2 高橋良延2 沢井高志3 山家泰4 菅原信之4 白根明男4
所属機関: 1仙台市医療センター内科 2仙台市医療センター外科 3東北大学医学部第1病理 4宮城県対癌協会
ページ範囲:P.801 - P.805
文献購入ページに移動患 者:58歳,女.
主 訴:食物摂取時の心窩部のしみる痛み.
家族歴:特記すべきことなし.
既往歴:20歳虫垂切除術.53歳胃炎,自律神経失調症.
現病歴:1979年夏ごろからおくびが出るようになった.同年11月胃集団検診を受け,異常を指摘され,精査をすすめられた.1980年1月ごろから食物摂取時に心窩部のしみるような痛みを感じるようになり,2月18日,宮城県対癌協会より当科へ紹介され,入院した.
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