icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸17巻7号

1982年07月発行

文献概要

症例

十二指腸生検にて壊死性血管炎の所見を得たSchoenlein-Henoch紫斑病の1例

著者: 宮本祐一1 森松稔2 山口恭宏3 松永章4

所属機関: 1佐賀県立病院好生館病理 2久留米大学医学部第2病理 3佐世保共済病院内科 4佐世保共済病院外科

ページ範囲:P.811 - P.814

文献購入ページに移動
 Schoenlein-Henoch紫斑病は関節症状,腎症状と共に,腹部症状を高頻度に伴う紫斑病であるが,小児に多く比較的予後良好であるために,皮膚あるいは腎以外の病変が病理組織学的に検討されることはまれである.われわれは,腹部症状で発症した本症に,十二指腸生検にて特異的病変と考えられる所見を得たので,文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?