文献詳細
入門講座 大腸疾患診断の考え方・進め方・7
診断・偶発症その他
著者: 市川平三郎1 中嶋義麿2 武藤徹一郎3 牛尾恭輔4 渡辺英伸5
所属機関: 1国立がんセンター病院 2まろ病院 3大森赤十字病院外科 4国立がんセンター放射線診断部 5新潟大学医学部第1病理
ページ範囲:P.815 - P.821
文献概要
<質問>存在診断で,X線上,異常を指摘する基準はどんな点ですか.
牛尾 まず管腔が狭くなっているかどうか?からみます.これも腸管の外からの影響をまず考え,次に両側性の狭窄の有無と片側性の狭窄の有無をみ,最後に粘膜面の異常をみるといった一定の読影基準を持つことが必要なんですね.
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