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文献概要
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海外文献紹介「食道癌の合併療法」
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.1002 - P.1002
文献購入ページに移動 Combined Modality Therapy of Esophageal Carcinoma: D.P. Kelsen, R. Ahuja, S. Hopfan, M.S. Bains, C. Kosloff, N. Martini, P. McCormack, R.B. Golby (Cancer 48: 31~37, 1981)
食道癌で術前照射を行うと切除率が上がると言われるが,5生率は20%に達していない.ある報告では,術前照射にbleomycinを併用し,照射のみより2.5カ月生存が延長したと述べている.最近sloan-ketteringで,cisplatinとbleomycinを併用し,進行癌の患者で23%の反応率をみた.このレポートは,Memorial病院での,術前合併療法の成績を検討している.
食道癌で術前照射を行うと切除率が上がると言われるが,5生率は20%に達していない.ある報告では,術前照射にbleomycinを併用し,照射のみより2.5カ月生存が延長したと述べている.最近sloan-ketteringで,cisplatinとbleomycinを併用し,進行癌の患者で23%の反応率をみた.このレポートは,Memorial病院での,術前合併療法の成績を検討している.
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