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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻1号

1983年01月発行

文献概要

今月の主題 臨床の場における上部消化管スクリーニング法―X線と内視鏡 主題

臨床の場における上部消化管スクリーニング法―内視鏡の立場より

著者: 多賀須幸男1 舩冨亨1 池上文詔1 桜井幸弘1 土谷春仁1 北村明1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.33 - P.39

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 われわれは1973年に2,500回の細径前方視鏡を用いた検査成績を報告して,これからの上部消化管の検査は,胃透視→内視鏡→生検という習慣を脱却して,内視鏡を中心に行うべきでなかろうかとの見解を述べた.この方針で診療を続け,1976年から1981年までの6年間の細径前方視鏡を用いた検査は16,318件に及び,同期間の胃透視の6,838件の2.39倍に達している.本特集号に執筆の機会を与えていただいたので,われわれの資料をできる限り詳しく分析して,反省を加えた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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