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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻1号

1983年01月発行

文献概要

症例

Vater乳頭部に発生したカルチノイドの1例

著者: 丸田真一1 田代征記1 赤星徳行1 立花幸人2 城間祥行2

所属機関: 1熊本大学医学部第1外科 2沖縄泉崎病院

ページ範囲:P.83 - P.90

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 十二指腸カルチノイドは本邦では小原らの報告を最初とし,消化管カルチノイドの中では比較的まれなものとされていた.その後,報告例は次第に増加し,われわれの集計では自験例を含めて58例であった.今回,われわれは十二指腸Vater乳頭部に発生したカルチノイドの1例を経験し,膵頭十二指腸切除により治癒しえたのでここに報告し,併せて若干の統計的考察を試みた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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