icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻1号

1983年01月発行

文献概要

Coffee Break

“知見”ということ

著者: 竹本忠良1

所属機関: 1山口大学第1内科

ページ範囲:P.107 - P.107

文献購入ページに移動
 この“Coffee Break”という欄を,「胃と腸」の編集委員で受け持つことになったのは,ごく最近のことである.堅い論文のつまった専門雑誌のなかの,埋め草になるものだから,肩のこらない主題を取り上げて,さりげなく書き流し,読者には,気楽に読める文章でなければならない性質を持っている.

 ところが,題を指定されないエッセイなど,意外に書きにくいものである.私自身の経験から言っても,もう8年以上,ある経済雑誌に,“カルテ”という欄を受け持って雑文を書き続けているが,半ペラの原稿用紙5枚に,ちょっと気のきいたことを書こうとすると,たいへんな重荷に感じるのである.よく続いているものだと,われながら感心しているぐらいである.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up
あなたは医療従事者ですか?