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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻10号

1983年10月発行

今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見

序説

胆囊病変診断の最近の動向

著者: 相馬智1

所属機関: 1杏林大学医学部第1外科

ページ範囲:P.1031 - P.1032

文献概要

 超音波診断の出現以来,胆囊,特に胆石に関する検査や知見が一見,大変進歩したように見える.殊に超音波診断法はnon-invasiveな検査であることから,従来行われていたDICなどのヨード剤を使用した方法に比べると過敏症の危険はなくなった.スクリーニング検査としてドックなどに採用される所以であろう.

 さて,胆囊病変の診断の主体は何かを考えてみると,なんといっても早期癌の発見につながることになる.これについては,既に本誌17巻6号で「早期胆道癌の診断を目指して」という特集があるので,今回は胆囊病変のみに限って考えることにする.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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