文献詳細
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見
主題
胆囊病変の粘膜像
著者: 中澤三郎1 内藤靖夫1 木本英三1 春田和廣1 山雄健次1 市川和男1 大岩大介1 鈴木重雄1 森田敬一1
所属機関: 1名古屋大学医学部第2内科
ページ範囲:P.1041 - P.1047
文献概要
本法の開発により従来X線的には充盈像や圧迫法でしか表現されることのなかった胆囊病変に関して,二重造影による粘膜像の変化の検討が可能となり,更に内視鏡による粘膜像の観察と,直視下生検などの病理学的診断がより確実に行えるようになった2).本稿では症例を呈示すると共に,これまでに得られた2,3の知見について述べる.
掲載誌情報