文献詳細
文献概要
今月の主題 胆囊病変をめぐる最近の知見 主題
胆囊癌の早期診断
著者: 富士匡1 天野秀雄1 相部剛1 衣川皇博1 浅上文雄1 播磨一雄1 竹本忠良1
所属機関: 1山口大学医学部第1内科
ページ範囲:P.1063 - P.1068
文献購入ページに移動したがって,これまで胆囊病変のルーチンの検査法としての排泄性胆道造影法はもちろんのこと,精密検査法として用いられてきたERCPやPTCでさえも,胆囊病変の診断に限って言えば,やや影が薄くなってきた感じがする.その大きな理由として,胆道造影法は造影できた画像の断端像からの診断であるのに対して,超音波検査やCTは病変そのものの直接的な描出法であることが大きな持ち味となっていることが挙げられる.
掲載誌情報