文献詳細
今月の主題 逆流性食道炎
主題
文献概要
最近,細径のpanendoscope(GIF-P3)が多く用いられるようになり,食道をみる機会が増してきた.このため胃食道接合部,下部食道の変化をとらえることが容易となり,この接合部に存在するびらん,潰瘍の診断能力が向上した.われわれは食道癌の診断のため,ルゴール染色を10年前から使用してきた.この方法によるとZ-lineは明瞭となり,この部位および下部食道に存在するびらん,潰瘍の変化もかなり正確にとらえられるようになった.この方法で観察した逆流性食道炎が存在する胃食道接合部および下部食道の病変についても色素内視鏡所見を中心に述べる.
方 法
ルゴール染色法もかなり普及してきたので各施設によって異なると思うが,当所での方法を簡単に述べる.
方 法
ルゴール染色法もかなり普及してきたので各施設によって異なると思うが,当所での方法を簡単に述べる.
掲載誌情報