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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻11号

1983年11月発行

文献概要

今月の主題 逆流性食道炎 座談会

逆流性食道炎の病態と診断

著者: 遠藤光夫1 小林世美2 磯野可一3 松枝啓4 関口利和5 多賀須幸男6 大柴三郎7

所属機関: 1東京女子医科大学消化器病センター 2愛知県がんセンター第1内科 3千葉大学第2外科 4国立病院医療センター消化器科 5群馬大学第1内科 6関東逓信病院消化器内科 7大阪医科大学第2内科

ページ範囲:P.1192 - P.1204

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 大柴(司会) 成書では,逆流が慢性食道炎や急性食道炎の病因になっており,逆流性食道炎の位置づけを一体どうするか疑問に思っているんですが,遠藤先生からおねがいします.

 逆流性食道炎の位置づけ

 遠藤 食道疾患研究会で食道炎診断基準という規約が作られています.この中では逆流性食道炎とは急性炎症の像を示すものを主に呼ぼうではないかということが骨子です.また,慢性の炎症があっても,その中に急性期,あるいは亜急性期の所見を示すものを対象とするとなっています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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