icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻12号

1983年12月発行

今月の主題 Crohn病の診断

座談会

Crohn病診断のきっかけとなる症状・所見

著者: 樋渡信夫1 棟方昭博2 田中昌宏3 勝又伴栄4 渕上忠彦5 北野厚生6 西俣嘉人7 中村恭一8 大柴三郎9 八尾恒良10

所属機関: 1東北大学第3内科 2弘前大学第1内科 3自治医科大学消化器内科 4北里大学内科 5松山赤十字病院消化器科 6大阪市立大学第3内科 7鹿児島大学第2内科 8筑波大学基礎医学系病理 9大阪医科大学第2内科 10福岡大学第1内科

ページ範囲:P.1260 - P.1277

文献概要

 大柴(司会) 「胃と腸」のCrohn病特集号は5年前(13巻3,4,12号)にありましたが,その後Crohn病が年代と共に増えています.Crohn病の特徴は若年者に多く,腹痛,下痢,発熱が主症状になりますが,若年者ですと,そういう症状があっても小腸検査をしないことが間々あり,そのために診断がどうしても遅れてしまうことがあります.

 本日の座談会は診断のきっかけになる症状・所見についてお話しいただきますが,八尾先生が今回206例のCrohn病症例のアンケート集計をなさいましたので,そのデータをもとにして,まず八尾先生から話を進めていただきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら