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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻2号

1983年02月発行

今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎

主題症例

発症早期より治癒・再発までの全経過を観察しえた偽膜性大腸炎の1例

著者: 小西恭司1 平田済1 桜井剛2 下田悠一郎2

所属機関: 1千鳥橋病院内科 2九州大学医学部放射線科

ページ範囲:P.155 - P.160

文献概要

 われわれは高齢者に発症したamoxicillin(以下AMPC)によると思われる偽膜性大腸炎の1例を経験した.自験例は発症早期のX線および内視鏡検査にて典型的な像を呈し,vancomycin,metronidazoleの投与により治癒し,その後再発を来すという興味ある経過をたどった.この全経過をX線・内視鏡検査にて観察しえたので,文献的考察を混じえ報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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