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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻2号

1983年02月発行

文献概要

今月の主題 急性腸炎(1)―主として抗生物質起因性大腸炎 座談会

薬剤性腸炎をめぐって

著者: 上野一恵1 八尾恒良2 武藤徹一郎3 菱沼義興4 林繁和5 吉川邦生6 田島強7 岡部治弥8 渡辺英伸9

所属機関: 1岐阜大学附属嫌気性菌実験施設 2福岡大学第1内科 3東京大学第1外科 4東京都立豊島病院内科 5名古屋掖済会病院消化器科 6滋賀医科大学第2内科 7東京都立駒込病院内視鏡診断科 8北里大学内科 9新潟大学第1病理

ページ範囲:P.178 - P.190

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 岡部(司会) 薬物性大腸炎で目下の一番大きい問題は,Clostridium difficile(以下C. difficile)による偽膜性腸炎だと思います.そして,それに対するKlebsiella oxytoca(以下K. oxytoca)の出血性腸炎,これが同じものなのか,否か,ということもあります.

 最初に,いわゆる抗生物質によって起こる下痢がかなりありますので,まず上野先生に,Darmfloraのほうから見た分布状態や頻度をお話しいただきたいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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