文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「炎症性大腸疾患の手術後に保存された直腸における癌」
著者: 松浦昭1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.266 - P.266
文献購入ページに移動Cancer in the Excluded Rectum Following Surgery for Inflammatory Bowel Disease: I.C. Lavery, D.G. Jagelman (Dis Colon Rectum 25: 522~524, 1982)
潰瘍性大腸炎患者には正常者に比べて,大腸癌が発生する危険が高いことは既に明らかにされてきているが,今回,著者らは患者の不良な全身状態あるいは緊急手術ということのために大腸亜全摘術と回腸瘻設置術が施行され,保存された直腸に癌の発生した5症例を経験し,若干の考察を加え報告している.
潰瘍性大腸炎患者には正常者に比べて,大腸癌が発生する危険が高いことは既に明らかにされてきているが,今回,著者らは患者の不良な全身状態あるいは緊急手術ということのために大腸亜全摘術と回腸瘻設置術が施行され,保存された直腸に癌の発生した5症例を経験し,若干の考察を加え報告している.
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