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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻3号

1983年03月発行

文献概要

今月の主題 症例・研究特集 症例

単純性非特異的空腸潰瘍の1例

著者: 今岡友紀1 武田範好1 岸憲太郎1 圡屋悟史1 岸本幸広1 赤間宏1 須谷生男2 長廻練3 福本四郎4

所属機関: 1島根県立中央病院第1内科 2島根県立中央病院外科 3島根県立中央病院病理 4島根医科大学第2内科

ページ範囲:P.285 - P.289

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 近年,小腸に関する診断法の進歩とともに本邦における小腸の限局性病変に対する臨床診断も次第に確立されつつあり,小腸病変の報告例も増加しつつある.しかし,胃あるいは大腸病変に比して小腸疾患はまれで,とりわけ非特異的小腸潰瘍はまれである.このたび,われわれは空腸に発生した単発の潰瘍性病変で,病理組織学的に単純性非特異的空腸潰瘍と診断された1例を経験したので,その診断過程および小腸X線検査所見による鑑別診断について若干の考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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