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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻4号

1983年04月発行

文献概要

今月の主題 急性腸炎(2)―主として感染性腸炎 主題

ランブル鞭毛虫症,糞線虫症

著者: 山下正策1 尾辻義人2 政信太郎2 橋本修治2

所属機関: 1鹿児島大学附属熱帯医学研究施設 2鹿児島大学医学部第2内科

ページ範囲:P.353 - P.360

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 ランブル鞭毛虫症(Giardiasis,lambliasis)

 1.はじめに

 ランブル鞭毛虫(Giardia lamblia)は世界中に広く分布し,特に温暖で衛生状態の悪い地域ではヒトにかなり高率に寄生している.その栄養型はヒトの十二指腸や小腸上部および胆道系に寄生し活発に運動し2分裂で増殖している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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