文献詳細
文献概要
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海外文献紹介「115例の早期食道癌の内視鏡診断」
著者: 小林世美1
所属機関: 1愛知県がんセンター第1内科
ページ範囲:P.406 - P.406
文献購入ページに移動 Endoscopic Diagnosis of 115 Cases of Early Esophageal Carcinoma: Y Guanrei, H He, Q Sungliang, C Yuming (Endoscopy 14: 157~161, 1982)
北京近郊の食道癌の高危険地域で,28,139人を対象として,細胞診,内視鏡,X線による集団検診を行い,115例の早期食道癌を発見した.男性64例,女性51例で,年齢は32歳から73歳までで,48%が50~59歳の間に分布していた.24例が外科手術を受け,全例ともリンパ節転移のない粘膜下層までの癌であった.残りの91例は,いろいろな理由で治療が行われず,19~42ヵ月にわたって経過観察された結果,早期癌と推定された.
北京近郊の食道癌の高危険地域で,28,139人を対象として,細胞診,内視鏡,X線による集団検診を行い,115例の早期食道癌を発見した.男性64例,女性51例で,年齢は32歳から73歳までで,48%が50~59歳の間に分布していた.24例が外科手術を受け,全例ともリンパ節転移のない粘膜下層までの癌であった.残りの91例は,いろいろな理由で治療が行われず,19~42ヵ月にわたって経過観察された結果,早期癌と推定された.
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