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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻4号

1983年04月発行

文献概要

今月の主題 急性腸炎(2)―主として感染性腸炎 主題症例

内視鏡的に経過観察しえた赤痢アメーバ症の1例

著者: 中野貞生1 山崎雅彦1 横田広子1 下田忠和2

所属機関: 1中野胃腸病院 2東京慈恵会医科大学病理

ページ範囲:P.419 - P.422

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 本邦では赤痢アメーバ症の発生頻度は減少の一途を辿り,“忘れられた感染症”とまで言われるほどになった.しかし,病態が軽症から重篤なものに至るまで様々であることや,他疾患との鑑別,殊に潰瘍性大腸炎との鑑別が困難な例が散見され,大腸疾患の鑑別診断上重要な疾患である.われわれは確定診断に1年以上も要した赤痢アメーバ症を経験したので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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