icon fsr

文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻5号

1983年05月発行

文献概要

今月の主題 消化管の悪性病変と皮膚病変 主題症例

胃癌を合併した皮膚筋炎の1例

著者: 中條知孝1 狩野葉子1 長島正治1 松本英男2 伊藤久2 北島政樹2 相馬智2 青山大三3 柳沢昭夫4 福住直由4

所属機関: 1杏林大学医学部皮膚科 2杏林大学医学部第1外科 3杏林大学医学部放射線科 4杏林大学医学部臨床病理

ページ範囲:P.493 - P.498

文献購入ページに移動
 1916年,Stertzにより皮膚筋炎と胃癌の合併例が初めて報告されて以来,本症と悪性腫瘍の合併が注目されてきた.本邦では1955年,加瀬らによる36歳,男子の胃癌合併例を嚆矢とし,以来胃癌合併例の報告が多く,胃癌は本症に合併する悪性腫瘍の40~50%を占めている.最近,われわれは皮膚筋炎に胃癌を合併した症例を経験したのを機会に自験例を含めて本邦報告例および日本病理剖検輯報に記載されている胃癌合併例を選び出し検討を加えたので報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら