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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻6号

1983年06月発行

文献概要

ディスカッション

本号掲載:「胃癌の組織型別にみた進展様式の検討―胃癌組織型分類の1つの試み」(五関謹秀)について

著者: 長与健夫1 渡辺英伸2 岩下明徳3 五関謹秀4

所属機関: 1愛知県がんセンター・第1病理 2新潟大学・第1病理 3松山赤十字病院・検査部病理 4東京都立駒込病院・外科

ページ範囲:P.650 - P.651

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 胃癌の組織像を腺管形成性と“粘液産生性”の強弱という2つの観点から4型に大別し,剖検胃癌について癌の拡がりの様相を,この4型別に比較検討した研究で,治療法が種々であり,また増殖が激しいために纒めることの難しい剖検胃癌を,このような尺度から分析した着眼点の良さに感心しました.

 その結果は,われわれが経験的に感じ取っているところを数値として浮き彫りしており,その点に意義と価値とがあると思いますが,tub2の取り扱いに最も苦心されたであろうことがFig.3から覗われます.その内容はいかがだったでしょうか? tub1型が多かったのでしょうか,それともpor,sig型が大部分だったのでしょうか?

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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