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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻8号

1983年08月発行

今月の主題 大腸sm癌

主題症例 A 内視鏡的ポリペクトミー後に経過観察している例

3.内視鏡的ポリペクトミー後4年間再発のないS状結腸粘膜下浸潤癌の1例

著者: 魚住玄通1 多田正大2

所属機関: 1京都府立医科大学公衆衛生 2京都第一赤十字病院第3内科

ページ範囲:P.800 - P.801

文献概要

 〔症例〕T. M.,49歳,男性,会社員.受診1年前に他院にて注腸X線造影を受けS状結腸ポリープを指摘されており,自覚症状は無かったが,精査のため1978年9月に来院.家族歴,既往歴に特記すへきことはない.理学的検査,一般臨床検査にて,特に異常を認めなかった.

 注腸X線造影所見(Fig. 1)S状結腸に約2cmの有茎性,球状のポリープを認め(A),更に,約8cm口側の下行結腸に約9mmの有茎性,球状のポリープ(B)を認めた他は異常なし.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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