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今月の主題 大腸sm癌 主題症例 B 内視鏡的ポリペクトミー後に腸切除した例
15.ly1,n1(+)であった亜有茎性S状結腸sm癌の1例
著者: 大木繁男1 大見良裕1 土屋周二1
所属機関: 1横浜市立大学医学部第2外科
ページ範囲:P.834 - P.835
文献購入ページに移動病理組織学的所見 ポリープは腺腫部分を認めず,またその表面には中心陥凹や潰瘍性変化のない高分化型腺癌であった.粘膜筋板は癌により大部分破壊されて消失していることからsm癌で,かつmassive invasionを伴うものと考えられた(Fig. 3).また粘膜下層にリンパ管侵襲(ly1)を認めた(Fig. 4).摘出標本の切断端には癌はなかった.リンパ管侵襲(ly1)のため第3群までのリンパ節の郭清とS状結腸切除を追加した.
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