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文献詳細

雑誌文献

胃と腸18巻8号

1983年08月発行

文献概要

今月の主題 大腸sm癌 主題症例 C 隆起型sm癌と診断しポリペクトミーを行わず腸切除した例

6.リンパ管侵襲を認めた大腸sm癌(Ip)の1例

著者: 仁瓶善郎1 小池盛雄1 田島強2

所属機関: 1東京都立駒込病院病理科 2東京都立駒込病院内視鏡診断科

ページ範囲:P.846 - P.847

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 〔症例〕67歳,男性.水様下痢を主訴として当院受診.注腸造影(Fig. 1)では肛門縁より約10cmの部位に拇指頭大,亜有茎性の隆起性病変が指摘され,大腸内視鏡検査(Fig. 2)では,病巣の中央に陥凹が認められ悪性病変が疑われた,生検にて乳頭状腺癌と診断された.茎の幅が広く内視鏡的ポリペクトミーの適応とならず,低位前方切除術,リンパ節郭清術が施行された.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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