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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻1号

1984年01月発行

文献概要

今月の主題 Panendoscopyの評価(1) 主題

Panendoscopyの方法論

著者: 多賀須幸男1 北村明1

所属機関: 1関東逓信病院消化器内科

ページ範囲:P.47 - P.54

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要旨 細径前方視鏡による上部消化管スクリーニングに際して筆者らが行っている方法を紹介した.明るい光源と強く曲がるアングル機構は良い検査の必要条件である.食道入口部の立体的位置関係と,頸部および胸部食道の解剖学的差はよく理解しておきたい.胃では胃体部をいかにして洩れなく観察するかがキーポイントであり,各部を少なくとも2つの異なった方向から見る必要がある.球部後壁を完全に見るには,介助者の協力を得ることが効果的である.全景を概観できないことが内視鏡検査の宿命である.順を追って各部を40コマの写真に収める方法を最後に示した.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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