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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻1号

1984年01月発行

文献概要

症例

胃のgranular cell tumorの1例

著者: 浜田建男1 長尾和治1 庄嶋健1 堀志朗1 中垣悟1 山本裕俊1 竹川博之2 竹宮聖隆3

所属機関: 1熊本市民病院外科 2熊本市民病院内科 3熊本大学医学部第2病理

ページ範囲:P.77 - P.82

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 granular cell tumor(以下GCT)は1926年のAbrikossoff'の報告以来,今日まで多数の報告がみられる.それらの多くは皮膚,舌,口腔内,気管,気管支,乳腺などであるが,全身の臓器に広く発生している.しかし,消化管のうち胃に発生したものは極めて少なく,欧米ではAbdelwahabが1983年に18例を集計しており,本邦ではTable 1に示すように自験例を含めて7例にすぎない.筆者らは胃に発生したGCTの1例を経験したので文献的考察を加えて報告する.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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