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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻1号

1984年01月発行

文献概要

消化器診断入門

上部消化管―食道

著者: 大柴三郎1 岡崎幸紀2 岡田利邦3 多賀須幸男4 高見元敞5 西俣寛人6

所属機関: 1大阪医科大学第2内科 2山口大学第1内科 3東京都がん検診センター 4関東逓信病院消化器内科 5豊中市立豊中病院外科 6鹿児島大学第2内科

ページ範囲:P.105 - P.111

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 基本釣な心構え

 質問 術者として上部消化管全体をX線,内視鏡で診断をしていく場合,これから始めようとする者の心構えはどんなことでしょうか.

 岡崎 一番最初にということですと,X線,内視鏡にしても,まず解剖学の勉強をもう一度してほしい.それも平面的な解剖学ではなく,立体的な解剖学です.つまり,X線で描出させるのに,身体をどういうふうに動かしたらどういう面が出てくるんだとか,内視鏡的にも側臥位になったら,食道の位置はどういう所がどういうふうに流れていっているのか,そういうことがよくわかるように,まず立体的な解剖学を勉強してほしいと思います.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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