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文献詳細

雑誌文献

胃と腸19巻10号

1984年10月発行

今月の主題 胃生検の問題点

主題

胃生検組織診断分類改正案への対応―臨床の立場から

著者: 高木国夫1 大橋一郎1 竹腰隆男2

所属機関: 1癌研究会付属病院外科 2癌研究会付属病院内科

ページ範囲:P.1079 - P.1085

文献概要

要旨 胃癌診断のための胃生検Group分類が1969年に作られて10年以上経過し,1983年に改正案が作られたが,改正点について臨床的立場から検討した.Group分類の中でGroupⅢの内容が,隆起型異型上皮のみでなく,陥凹型異型上皮をも含めたものであって,特にGroupⅢと判定された陥凹性病変では,隆起性病変の生検診断のごとく比較的単純でなく,癌の可能性を考慮して,慎重なる態度が望ましい.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1219

印刷版ISSN:0536-2180

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